兵庫県神戸市・三宮の性被害の慰謝料請求 | 弁護士法人セラヴィ

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性被害のご相談について

性被害のご相談について

性被害に遭われた方にとって、「いつ」「どこに」相談すべきかは非常に重要な問題です。適切なタイミングでの相談は、証拠保全や心理的回復、法的対応のすべてにおいて大きな差を生みます。

しかし、被害直後は混乱や恐怖で冷静な判断が困難な場合も多く、意図せずに時間が経過してしまうこともよくあります。当事務所ではどのような状況であっても被害者様に寄り添い、最適な解決方法をご提案いたします。被害から1年近く経過していても対応可能な場合がありますので、どのような状況でも、まずは勇気を出してご相談ください。

被害直後の対応

安全確保と医療機関の受診

まず何よりもご自身の安全を確保してください。危険な状況から離れ、信頼できる場所に避難することが最優先です。その後、身体的・精神的な状態に関わらず、早めの医療機関受診をお勧めします。

医療機関では外傷の治療だけでなく、性感染症の検査や緊急避妊の相談も可能です。また、診断書は後の法的手続きにおいて重要な証拠となります。

証拠保全の重要性

被害直後は、可能な範囲で以下のような証拠保全を心がけてください。今後の手続きにおける重要な証拠となります。

  • 衣服を洗濯せずに保管する
  • 身体の傷や痕跡を写真撮影する
  • 事件現場の状況を記録する
  • 防犯カメラがある場合は管理者に保存を依頼する

など

警察への相談

性被害に遭われた場合、基本的には警察への相談が第一選択となります。証拠保全の観点からも早めの相談が効果的です。警察では専門の性犯罪捜査班が対応し、被害者のプライバシーに配慮した聴取を行います。

弁護士への相談

警察への相談と並行して弁護士へもご相談ください。弁護士は被害者の代理人として、以下のようなサポートを行います。警察への相談後はできるだけ早めのご相談をお勧めしますが、決して無理はしないでください。

  • 警察への同行と適切な聴取のサポート
  • 加害者との示談交渉
  • 民事での損害賠償請求
  • 刑事告訴の手続き支援

など

※捜査機関への刑事告訴手続きは別途費用がかかります

ご相談の流れ

Step 01

日程調整のご連絡

ご連絡内容を精査させていただき、改めて当事務所よりご連絡いたします。弁護士との法律相談をご希望になる場合は、相談日時をご予約いただきます。

性被害に関するご相談はお問い合わせフォームから24時間受け付けております。緊急性が高い場合は夜間や休日でも対応いたしますので、ご遠慮なくご連絡ください。

※業務の状況によってはお受けできない場合もございます。あらかじめご了承ください

Step 02

弁護士へ相談

弁護士との相談では被害状況や証拠の有無、今後のご希望などをお聞きし、法的な選択肢についてわかりやすく説明します。必要に応じて女性スタッフによる対応も可能です。

ご相談の際には、ご相談内容の整理メモや証拠となる物品をご持参いただくとスムーズです。

ご来所が困難な場合は電話やオンラインでの相談も可能です。性被害に関するお電話・オンラインでのご相談は初回無料となります。

2回目以降は305,500円(税込)

示談か起訴か

起訴と示談のどちらを選ぶべきかについては、被害者様の状況によって変わります。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

Step 03

弁護士に依頼

相談後、弁護士への依頼をご希望になる場合は、委任契約の締結を行っていただき、正式なご依頼となります。性被害案件については着手金0円の完全成功報酬制を採用しているため、基本的に初期費用のご負担はありません。

Step 04

事件への着手

ご依頼の事件に着手いたします。証拠収集、相手方との交渉準備、必要に応じて警察や関係機関との連携など、被害者様の状況に応じた最適なアプローチで進めてまいります。

Step 05

中間報告の実施

案件の進捗状況や交渉の経過などを、必要に応じて随時ご報告いたします。重要な判断が必要な場合は、必ず事前にご相談の上で進めてまいります。

Step 06

解決と結果報告

示談成立や裁判での解決など、ご依頼いただいた事件の終了をもって、詳細な結果報告をさせていただき解決となります。

Step 07

弁護士費用の精算

性被害案件の場合は示談金や賠償金が実際に支払われた後に、成功報酬(獲得金額の33%)をお支払いいただきます。解決しなかった場合の報酬金は発生いたしません。

解決までの期間の目安

性被害案件では多くのケースで1か月以内で示談により解決していますが、訴訟の場合は1年以上を要することが多いです。事件の専門性や難易度、相手方の対応や裁判の進行により解決までの期間は変動しますので、あくまで目安としてお考えください。

示談交渉が成立しやすい「起訴前」

示談交渉において「起訴前」の期間は、被害者様にとって有利な交渉が成立しやすい「ゴールデンタイム」です。この期間中に示談が成立すれば加害者は不起訴処分となる可能性が高いので、加害者側も積極的に示談に応じる傾向があります。

「起訴前」のポイント

  • 加害者側が早期解決を強く望むため、適正な賠償金額での合意を得やすい
  • 被害者様の精神的・時間的負担を最小限に抑えられる
  • 示談条件に加害者への制約(接触禁止、守秘義務など)を盛り込みやすい

など

起訴後の制約

一度起訴されると民事での示談が成立しても刑事手続きは継続されます。起訴後の示談では執行猶予の可能性が高まりますが、裁判自体を取り下げることはできません。そのため、早期の示談解決を希望される場合は、起訴前の対応が極めて重要となります。

当事務所ではこの貴重なゴールデンタイムを最大限に活用し、被害者様にとって最適な解決を実現するため、迅速かつ効果的な示談交渉を行います。

時間が経過している場合の対応

「被害から時間が経ってしまった」と諦める必要はありません。事件直後の心身ともに傷ついた状態では、各方面への相談や外出は相当に困難だと思います。実際に当事務所へのご相談も、被害から数週間以上経過しているケースが多いです。

当事務所では被害から時間が経過していても、状況に応じた最適な解決方法をご提案できます。場合によってはまた、1年以上経過したケースでも対応可能な場合があります。一人で抱え込む必要はありませんので、まずはご相談ください。

1人で
抱え込まないで
ください
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078-
595-
9240