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証拠がなくても解決の可能性があります

「証拠がないから泣き寝入りするしかない」と考える被害者様は多くいらっしゃいますが、大きな誤解です。性被害において重要なのは物的証拠だけではありません。被害者様の一貫した証言、状況証拠、加害者の言動の矛盾などを総合的に検討することで、事実関係を立証できます。
見落としがちな証拠の発見と解決へのアプローチ
一見関係のない出来事や記録が重要な証拠となり、解決への糸口となることもあります。証拠がないからと諦めずに、兵庫県神戸市・三宮の弁護士法人セラヴィへご相談ください。専門的な立証方法で解決への道筋を見つけます。
活用できる状況証拠の例
被害前後の加害者とのやり取り、第三者への相談記録、精神症状(PTSDなど)の発現などは、全て状況証拠(※)として活用できます。証拠がないと思われる状況でも、工夫次第で新たな証拠を発見できる場合があります。当事務所では様々な角度から証拠収集の可能性を検討し、被害者様と協力して証拠の発見に努めます。
(※)直接的に事実を示すものではないが、複数の事実を組み合わせることで全体像を明らかにできる証拠のこと
デジタル時代ならではの証拠
スマートフォンやパソコンに残された記録が重要な証拠となることがあります。通話履歴、位置情報、アプリの使用記録、写真の撮影時刻情報などが手がかりとなります。相手が記録を削除していても、専門機関でデータを復元することで真実を明らかにできる可能性があります。
時間が経過していても解決できる可能性
スマートフォンやパソコンに残された(あるいは復元した)デジタルデータを活用することで、被害から時間が経過していても解決が見込める可能性があります。「証拠がなく、被害から時間も経っている」という場合でも、諦めずにご相談ください。
見落としがちな物的証拠
服に付着した繊維、髪の毛、体液などは証拠として活用できる場合があります。被害に遭った際はできるだけ着替え・入浴をする前に警察へ相談してください。衣類の乱れや体の傷を写真に残しておくことも重要です。
加害者心理を活用した戦略
加害者の多くは被害が明るみに出ることへの恐怖を抱いています。証拠が不十分な状況では、加害者の心理状態を正確に把握し、それを解決戦略に活用することが重要です。
加害者の恐怖心を解決への動機に
加害者の社会的立場、家庭環境、職業上の地位などを分析し、効果的なアプローチ方法を決定します。「疑いをかけられること自体を避けたい」という心理が早期解決を促します。
法的リスクの認識
証拠が不十分でも、刑事告訴や民事訴訟のリスクが存在することを明確に伝え、早期解決の利益を認識させることで、有利な条件での解決を実現できます。
社会的地位のある人ほど示談に応じやすい
証拠が不十分でも、社会的地位のある加害者ほどトラブル回避への強い動機があるため、解決の可能性は高くなります。特に経営者や有名人などは、警察沙汰になることだけでも自身の社会的地位が大きく揺らぐため、早期の示談解決に応じやすい傾向があります。
また、このような相手の場合、LINE等のメッセージ履歴、面会の記録、第三者への相談記録など、何らかの状況証拠が存在することが多く、これらを効果的に活用することで事実関係の立証が可能です。完全に証拠がないケースは稀であり、専門的な視点から証拠の可能性を追求することで、適切な解決を図れます。