兵庫県神戸市・三宮の性被害の慰謝料請求 | 弁護士法人セラヴィ

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性被害に対して周囲の方が果たす重要な役割

性被害に対して周囲の方が果たす重要な役割

性被害を受けた方が回復への道を歩むためには、周囲の方々の理解と協力が不可欠です。
まず理解していただきたいのは、性被害は被害者様にとって深刻なトラウマ体験であり、心身に様々な影響を与えるということです。
不眠、不安、抑うつ、対人関係への恐怖など、様々な症状が現れる可能性がありますが、これらは被害者様の性格や能力とは無関係な、トラウマに対する自然で正常な反応であることを理解することが重要です。
回復には時間がかかることを受け入れ、被害者様のペースを尊重することが大切です。

被害者を責めない姿勢の重要性

被害者様が事実を打ち明けるまでには、羞恥心、恐怖、混乱など様々な感情と闘いながら、相当な勇気を振り絞る必要があったということを忘れてはいけません。「なぜもっと早く言わなかったのか」「なぜそんな場所に行ったのか」「なぜ抵抗しなかったのか」といった質問は、被害者様をさらに深く傷つけてしまう可能性があります。

まずは被害者様の話を信じ、「つらかったね」「よく話してくれたね」「あなたは悪くないよ」といった言葉をかけ、被害者様の心を支えてあげてください。

効果的なサポートのための基本姿勢

被害者様をサポートする際には、被害者様のペースを尊重することが重要です。「早く元気になってほしい」「早く忘れてほしい」という気持ちは理解できますが、回復には時間がかかることを理解してあげてください。

話を聞く際の心構え

具体的なサポート方法として、まず被害者様の話をじっくりと聞くことが挙げられます。解決策を急いで提案するよりも、被害者様の気持ちに共感し、しっかりと寄り添うことが重要です。

日常生活での具体的支援

日常生活の面でも被害者様が安心して過ごせる環境を整えることが大切です。一人でいることが不安な場合には付き添う、外出が困難な場合には必要な用事を代行するなど、具体的なサポートをしてあげてください。

過度な保護はしない

サポートは重要ですが、被害者様の自立性と選択権を尊重するためにも、過度な保護や監視は避けましょう。「何かあったら言ってね」という適度な姿勢と距離感で接することが大切です。

専門機関と連携した支援

被害者様の回復では専門機関との連携も重要です。医療機関、法律事務所、被害者支援団体など、それぞれの専門性を活用することで、より包括的な支援を提供することができます。

被害者様が専門機関への相談をためらっている場合には、一緒に情報を調べたり、同行を申し出たりすることで、相談への第一歩を支援できます。ただし、無理に相談を勧めることは避け、被害者様の意思を最優先に考えてあげてください。

代理での相談という選択肢

被害者様ご自身が相談に来ることが困難な場合には、兵庫県神戸市・三宮の弁護士法人セラヴィでは、パートナーやご家族の方からの代理相談もお受けしております。被害の状況、被害者様の現在の状態、希望する解決方法などをお聞きし、最適な対応方法をご提案いたします。

ただし、法的手続きを進める際には、最終的に被害者様ご本人の意思確認が必要となります。代理相談の段階では情報収集と方針検討を行い、実際の手続きについては被害者様の準備が整った時点で進めていくという段階的なアプローチも可能です。

被害者様の真の回復に向けて

重要なのは被害者様が孤立感を感じることなく回復への道を歩めることです。周囲の方々の温かい支援があることで、被害者様の回復は大きく促進されるはずです。しかし、被害者様に寄り添うあまり、ご自身の生活や精神面に支障を来してしまう事態は避けてください。専門家のサポートも受けながら、無理のない範囲で被害者様の回復を支えていただきたいと思います。

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