兵庫県神戸市・三宮の性被害の慰謝料請求 | 弁護士法人セラヴィ

マッチングアプリでの被害

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マッチングアプリ被害の特徴

マッチングアプリ被害の特徴 マッチングアプリを通じた性被害は近年急速に増加しています。

加害者と被害者様が初対面またはごく浅い関係であること、事前のやり取りがアプリ上に記録されていることなどが特徴で、相手の身元特定自体が困難な場合も多いです。

いわゆる恋活・婚活における出会いの主流となりつつあるマッチングアプリですが、悪意のある利用者が存在する点、運営会社の安全対策も万全ではない点にくれぐれもご注意ください。

出会いの経緯と性的同意は全くの別問題

「自分からアプリを使って会ったのだから」「デートに応じたのだから」という自責感を抱く方も多いですが、これは誤った考え方です。アプリでの出会いであっても、デートに応じたことであっても、性的同意を与えたことにはなりません。同意のない性行為は、出会いの経緯に関わらず犯罪です。

アプリ内記録の証拠価値

マッチングアプリでの被害において、アプリ内でのやり取りは極めて重要な証拠です。被害前のメッセージのやり取り、待ち合わせの約束、被害後の加害者の言動などは、事件の全体像を明らかにする決定的な証拠となり得ます。

保存方法について

スクリーンショットを撮影する際は、日時、送信者、受信者が明確に分かるように記録し、可能であれば連続した会話の流れが分かるようにすることが大切です。また、アプリによっては一定期間でメッセージが削除される機能があるため、早急な保全が必要となります。加害者が被害後にアカウントを削除したり、メッセージを削除したりする場合もありますが、適切な法的手続きにより、運営会社からデータを取得できる場合があります。

加害者特定の困難さと対応策

マッチングアプリでは偽名の使用、虚偽のプロフィール、使い捨てのアカウントなどにより、加害者が身元を隠している場合があります。アプリの登録情報、決済情報、位置情報、防犯カメラの映像などを総合的に検討することで、加害者を特定できる可能性があります。最近では本人確認の厳格化により、完全に身元を隠すことは困難になっています。

加害者の特定ができない場合でも、アプリ運営会社に対して当該アカウントの利用停止を求めたり、同様の被害の防止措置を講じるよう要請したりすることで、社会的な意義のある解決を図ることもできます。

被害者様お一人での特定が困難な場合は、当事務所と警察が連携して加害者の特定作業を行います。

プラットフォーム責任の追及可能性

マッチングアプリでの被害において、加害者個人の責任だけでなく、アプリ運営会社の責任についても検討の必要があります。本人確認の不備、不適切なユーザーへの対応不足、安全対策の不十分さなどがあった場合、運営会社に対しても責任を追及できる可能性があります。

近年、マッチングアプリ各社は安全対策の強化に取り組んでいますが、まだ十分とは言えない状況です。被害の発生を防ぐための措置が不十分であった場合、運営会社の責任を問うことで、より包括的な解決を図ることができる場合があります。

兵庫県神戸市・三宮の弁護士法人セラヴィでは、個別の事案に応じて、加害者個人への責任追及とプラットフォーム運営会社への責任追及の両方を検討し、被害者様にとって有利な解決方法を提案いたします。

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