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示談交渉・慰謝料請求

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示談交渉・示談金の目安について

示談交渉・示談金の目安について

性被害を受けた方が持つ正当な賠償を受ける権利は、法律によって守られています。しかし、加害者と直接向き合うことは心理的な負担が大きく、二次被害のリスクもあります。

兵庫県神戸市・三宮の弁護士法人セラヴィでは被害者様の状況や希望に応じた最適な解決方法をご提案し、心に寄り添いながら適正な賠償と心の回復をサポートします。一人で悩まず、まずはご相談ください。

示談金と慰謝料の違い

示談金と慰謝料は区別せずに使われることもありますが、両者は厳密には異なります。慰謝料は精神的苦痛に対する賠償金のみを指すのに対し、示談金は示談交渉によって被害者へ支払われる損害賠償金の全体を指します。

示談金には慰謝料に加えて怪我の治療費(医療費・薬剤費・通院交通費など)、仕事を休まざるを得なかった場合の休業損害、被害時に壊れた持ち物などの物的損害の賠償も含めることができます。被害の状況に応じて、将来的な治療費や後遺障害による収入減なども考慮した包括的な賠償金として設定されます。

示談交渉とは?

示談交渉は、裁判所を通さずに当事者同士(または代理人を通じて)話し合いで紛争を解決する方法です。性被害の場合、弁護士が被害者様の代理人となり、加害者側と交渉することで、心理的負担を軽減しながら解決を目指します。

※示談交渉の具体的な流れについて詳しくはこちらのページをご覧ください

示談交渉の特徴

【非公開性】裁判と異なり内容が公表されない

民事裁判は原則として公開の場で行われますが、示談交渉は非公開です。被害者様のプライバシーを守りながら解決を進められるので、特に性被害のような繊細な案件では大きなメリットとなります。

また、示談書に守秘義務条項を盛り込むことで、示談成立後も相手方が被害内容を他者に漏らすことを禁止できます。SNSなどでの情報拡散防止にも効果的です。

【柔軟性】賠償金以外に謝罪文要求なども可能

示談交渉では金銭的賠償だけでなく、謝罪文の提出、接触禁止の約束、再発防止策など、被害者様の要望に応じた多様な解決方法を盛り込むことができます。

裁判では主に金銭賠償の可否と金額が争点となりますが、示談では被害者様が真に求める解決方法を柔軟に取り入れられます。例えば「二度と近づかない誓約」「SNSでの情報拡散禁止」などの条件を付けることができます。

【迅速性】裁判よりも大幅に早く決着できる

民事裁判は通常1年以上かかりますが、示談交渉は1か月程度で解決することが多いです。当事務所の事例では、数日から1週間程度で解決する例も多々あります。解決までの期間を抑えることで被害者様は早期に心の区切りをつけ、回復に向けた一歩を踏み出すことができます。

示談交渉時の注意点

安易な和解をしない

加害者側から直接謝罪や示談の申出があった場合、これに被害者様お一人で応じると、感情的な要素や相手からの圧力によって不当に低い金額で和解してしまうリスクがあります。適正な賠償金額は、被害の内容、精神的苦痛の程度、治療費、休業損害などを総合的に考慮して決定するべきです。

当事務所では同種の事案での賠償実績や裁判例を専門的な視点で分析し、被害者様にとって適正な金額を算定します。加害者側が提示する金額が不当に低い場合は粘り強く交渉します。

証拠は早期に確保する

多くの施設の防犯カメラ映像は1週間程度で消去されます。また、デジタルデータも時間の経過とともに散逸するリスクがあります。被害直後の証拠保全が難しい場合でも、可能な限り早く専門家に相談することで、残された証拠を最大限に活用できます。

SNSでの情報拡散等の二次被害を警戒

示談交渉中や示談成立後も、加害者側からSNSなどで被害情報が拡散されるリスクがあります。当事務所では示談書に厳格な守秘義務条項や違反時の違約金条項を盛り込むことで、二次被害の防止に努めています。

情報拡散があった場合の対応策(削除請求、追加賠償請求など)についても、事前に示談書に明記することが有効です。

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